お勧め!ワッツ・ギャラリー~チャペルへ 《2016 秋旅》

モルガンタイルを見るために訪れた Watts Gallery の、
半地下になった小部屋でモルガンタイルと対面した後は、
メインの館内を鑑賞。
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Watts Gallry は、
もともと ジョージ・フレディリック・ワッツ(1817-1904)が
自身の作品のみを展示する目的で建てた美術館で、
彼と彼の妻メアリーの絵画、陶芸、彫刻作品が見られ、
彼らのファンにとっては、それはもう天国の様な美術館です。

が、油絵見てると眠くなっちゃう私は、
案の定、立ったままウトウトし始めてしまいまして、
(無礼者!なのは重々承知。でも耐えられへんの。)
長居できへん!と
さらさらさら~と見て回り、
モルガン部屋へと戻ってきましたら再び開眼!
カメラもバックに閉まって、
作品をじっくりと眼と心に刻みつけて参りました。

十分にモルガンを堪能した後、
ギャラリーを出て300 m 程南西に向かうと、
そこにあるのは Watts Chapel。

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遠くから見るとビザンティンの教会の様にシンプルに見えるんですが、
近づくにつれ、尋常じゃない装飾に圧倒され始めます。
フレデリック・ワッツの妻メアリーが
地元の人々と一緒に作り上げたチャペルです。

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ケルトとアールヌーヴォーが混ざったような感じで、
複雑に曲線が絡み合っています。
土地(コンプトン)の土を使ったテラコッタ。

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見入ってしまうと息をするのを忘れる程の装飾です。
鬼気迫る感じ。

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そんな風に上から睨まれてたらチャペルの中に入られへんやん!
って言いたくなる。
それでも視線を掻い潜って足を踏み入れますと、

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内部もまた装飾と色で溢れています。
このチャペル、全く気持ち穏やかにはなれません。。。
が、
メアリーさんの気合と、
一緒に制作に携わった村人たちの真剣度が感じられ、
見ごたえのある建築でした。

Watts Gallery と Watts Chapel はGuildford (ギルフォード)駅から、
バスで10分程。
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行きはよいよい、帰りは怖い。
地味なベンチに直接バスの時刻表を張ってあるだけの帰りのバス停。
あまりに主張がなさすぎて、
1時間に1本のバスを逃すところでした。

絵画、陶器、建築に興味がある方には、
お勧めの Watts Gallery & Chapel です。





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# by ateliercinicini | 2016-09-28 06:26 | | Trackback | Comments(0)

9月1便、届きました。

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夏休み明けの9月1便届きました!
お休み明けで少なめですけれど、
力作ぞろいです。
まあ~、
どれも目が痛くなるような細かさ、丁寧さ。
伝統色を使った作品が多かったので、
見ていて落ち着きますね。

伝統や基本の大切さを感じる今日この頃。
奇抜なモノ、新しい表現でも、
基本や伝統を基にしているものとそうでないものは
明らかに違います。
9月はトルコの新学期。
初心に返って頑張りましょう!


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# by ateliercinicini | 2016-09-26 02:06 | 絵付け教室 | Trackback | Comments(0)

モルガン・タイルに会う旅・1日目《2016 秋旅》

9月半ばの犠牲祭休暇中、
お休みを頂いて英国へ。
長年会いたくて会いたくて夢見ていた、
ウィリアム・ド・モーガンに会い行ってきました。

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           ウィリアム・ド・モーガン。

アーツアンドクラフツ運動の陶器、タイル、ステンドグラス等の分野で
活躍しました。
(ウィリアム・モリスとよく間違えられますが別人です。)

ウィリアム・ド・モーガンさん、
オスマン朝下シリアのタイル(ダマスカス手)に魅せられていたようで、
彼の作品にはダマスカス手の影響が色濃く見られます。
が、借り物、真似っこ的な影響の受け方ではなくて、
完全にその要素を呑み込み消化して自身のスタイルと表現している
天才アーティストです!

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  Watts Gallery , Guildford UK / ワッツ・ギャラリー 、ギルフォード

イギリス滞在中、
ほぼ毎日モーガンのタイルを追っておりました。
そして、毎日、毎日、作品を見る度に、
震えが来て、
感動で半泣き状態になってしまう、
もうアイドルの追っかけ状態。

初日はサリー州ギルフォードにある Watts Gallery へ。
ロンドンにあった De Morgan Centre が閉館した後、
ここ Watts Gallery に De Morgan Foundation のオフィスを置いています。
という事もあり、
モルガンのコレクションの質・量ともに素晴らしいく、
涙の対面!

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ダマスカス手で使われる、
コバルトブルー・ターコイズブルー・オリーブグリーン・紫を
主に使った下絵付け。
圧倒されて貫入や釉飛び、ちぢれなんて気にならない!

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ラスター彩です。
もう、美しすぎて、、、

そして、Watts Gallery のタイルの中で一番気に入ったのがこちら。

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ガレオン船。
これが見たくて、
はるばるここまでやってきたと言ってもいいくらい。
(でも、来てみたら他の陶器も素晴らしくウットリ見惚れてた)

モルガンさんは、
船会社P&Oの客船を装飾する為に
船旅をテーマにタイルを描いています。
見てみたかった。。。

このWatts Galleryに来た1日だけでも、
英国へ来て良かったわ~と大満足で酔いしれたのですが、
その後、
どんどん出てくるモルガン作品。
幸せな英国旅、モルガン旅となりました。


記憶の再生と記録の為、
しばらくモルガンさま賛歌が続きます。
お付き合いください。




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# by ateliercinicini | 2016-09-25 19:03 | | Trackback | Comments(2)

9月12日~21日、お休みを頂きます。

今年の犠牲祭(クルバン・バイラム)は
9月12日(月)~15日(木)。
官公庁は16日(金)もお休みとなり、
9月10日~18日までの9日間の大型連休となりました。

それに便乗したわけではないですが、
私たちの教室も
9月12日(月)~9月21日(水)の10日間お休みさせて頂きます。
(教室は9月11日まで開いております)


明日からトルコを離れて旅行に出かける方も多いかと思います。

どうぞ、皆さま、良いバイラムをお過ごしください!






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# by ateliercinicini | 2016-09-09 07:11 | 絵付け教室 | Trackback | Comments(0)

13年ぶりのシリンジェ村 《 2016 夏旅 》

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ティレ火曜市の翌日は、
セルチュクから8キロ程のシリンジェ村へと行ってきました。
13年ぶり。
驚くほどの観光地化です !
写真で見ると鄙びた感の方が強いね。


名前の通り(シリンジェ=トルコ語で可愛いを意味します)
可愛い村ではあるのですが、
村中お土産物屋さんと化してしまって、
それも、キュタフヤ陶器やシレ産の服等、
トルコ国内の他地域のもの売っているお店がほとんどです。
今はいいけれども、
このままだとシリンジェも個性を失ってしまって、
観光客の足が遠のき、
村の生活はますます厳しくなってしまうんじゃないかしらと
淋しい気持ちになってしまいました。

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とか、言いながら、
村のワイン屋さんでワインを試飲させてもらったら
一気に気分が高揚してキャッホー!
ワインがあるかぎり、
シリンジェ村はダイジョブだ!とか言いながら、
4本買って帰りました。(重かったです。)
食べ物とアルコールで人の心を掴むって大切ですね。


その後は、
頂上まで登って山間にある村全体を眺めたかったのですが、
時間がなかったのでそれは断念。(とっても残念。)

村の家は急勾配に建っていることもあって、
それぞれが家の窓からの風景を遮らないようになっていて良いなぁと
そんな事を思いながら、
家々の間を少しだけ歩いてきました。

そして、
村の方々に、
「うちは歴史のある古民家よ、見て行きませんか?」
 (家に誘って心づけを貰うという個人商売もされてます) 
と声を掛けられたものの、
時間がないのでとお断りをすると
「あらそう、時間がないの~」
と残念そうな声を出されてしまい、
ああ、この村の行く末はどうなっちゃうだろう。。。と
またまた悲しくなってしまったのでございます。苦笑

村の将来について真剣に考えないといけない時期じゃないかと思います。
シリンジェ。

そんな事を思いながらの13年振りのシリンジェ散策でした。







******
シリンジェ村について。。。
住民だった正教徒(生まれも育ちもアナトリア)が、
1923年のギリシャートルコ住民交換合意によって、
ギリシャ人とみなされてギリシャへと追放され、
それと入れ替えに、
ギリシャに住んでいたイスラム教徒がギリシャから追放され、
ここに居住させられるという強制移住がされた土地です。
19世紀には1800戸あったそうですが、
現在の村の人口は530人。





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# by ateliercinicini | 2016-09-01 19:34 | トルコ国内旅行 | Trackback | Comments(0)