トルコと日本の季節感

今年は5月に入ってからも暖房をつけ続ける程、冬が長かったイスタンブル。
それが今日は20度を超え、明日以降25度近くなるそう。
ようやく冬が終わったと思ったら、一気に夏に突入しそうです。

トルコと日本の季節感。
随分と違います。

日本では四季があり、人々はそれを繊細に感じ取って、
服装に、活けるお花や掛け軸、手紙など生活のあらゆる場面に
季節を表しています。

トルコはと言うと、
季節の移り変わりは、日本ほど穏やかではありません。
鉛色の空に閉ざされた、雨がちで湿度の高い長い冬。
乾燥して湿度のない夏。
その間にある瞬間の春・秋といった感じです。
寒く長い冬には、花が見たい!と春を心待ちにし、
乾燥し枯れきった暑い夏は、
そろそろ、雨よ、降れ!緑よ、戻って来て!と秋を待つ。

という感じで、同じ“四季”と言っても随分と違います。
それを思うと、
日本人は繊細で季節感を大切にし、トルコ人には季節感がない、
とよく耳にする意見は正確ではないように思えます。
季節感のあるなしではなくて、季節感の違いなのではないかしら。

そして、穏やかな自然の変化は、日本人の穏やかさを育み、
熱しやすく激しい感情表現のトルコ人は、
アナトリアの自然を映し出しているように思えてきます。



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by ateliercinicini | 2011-05-14 23:55 | イスタンブルの日常生活 | Comments(0)
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