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まだまだ続くカフタン人気。

カフタン。
長いガウン状の衣装で、
オスマン時代、絹に金糸で艶やかな模様を織り込んだカフタンを
スルタンや皇太子達は着ていました。
振袖並みに派手な衣装です。

まだまだ続くカフタン人気。_b0206491_21433014.jpg

そんなカフタンを描いたタイルや置物、
カフタン型の花瓶や小物入れ、、、
6、7年程前から見かけるようになり、
あら流行なのね。と思っていたら、
未だ衰えるどころか次々とカフタン商品が増えてきて、
すっかり定番化した感じです。

大学を出て直ぐの頃、
アルバイトで来る日も来る日も
カフタンばかり描き続けていたことがあり、
実はすっかり食傷気味に。
カフタンはもう描きたくないなぁ
思っていたのです。

が、教室に来られる生徒さんの間でも、
やっぱり人気があるんです、カフタン。

ならば、
いくつかデザイン画を増やしておかないといかんですね。
と、描いてみました。
サンプル用にと色彩案も何通りか。

まだまだ続くカフタン人気。_b0206491_22153756.jpg

描き始めてみれば、
改めてカフタン人気も納得です。

最近ではシンプルなデザインのものが好まれますが、
オスマンのデザイン、特にスルタン用のものは
計算されて手の込んだデザイン。
素晴らしい。
(カフタン嫌い、治ったような気がします。。。多分。)

ラインを一本一本丁寧に描いて、
一色一色彩色し、
出来上がったタイルは、
これ以上ないトルコの思い出になりますね。
額装して飾ってみると和室にもピッタリです。




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by ateliercinicini | 2012-05-13 22:28 | 絵付け教室 | Comments(16)
Commented by teppeiyama at 2012-05-14 07:47
なんだか既にトルコの定番お土産になってますね、カフタン商品。
形状も見映えもカッコいいもんな、売れるの納得。

「カフタンのアイデアは私が最初なのよ!私がオリジナル!」
なんて、Aylaさんまだ言ってるかなあ。。笑
Commented by 姫りんご at 2012-05-14 22:46 x
こんにちは^^
カフタン人気ありますよね~^^
お稽古でも、よく話題になります♪

とってもタイムリーな記事だったので、思わずコメントです^^
Commented by boncuk*tile at 2012-05-15 00:22 x
カフタンって人気なのですね。
絵柄も細かくて、鮮やかなものが多いんですね。
先日、キュタフィアのカバルトマ技法で作られた
ザクロのキャンドルホルダーを、手に入れまして
そのビスクを気に行った、うちの先生がビスクが
トルコから手に入らないかな?と聞かれたので
ビスクのサイトを回っていたら、カフタンのビスクが
たくさんあるのを見つけました。
日本からでも、ビスクやトルコの釉薬は手に入るの
でしょうか?
やはり、ビスクを手に入れるなら釉薬もセットですよね。
スペインや日本の釉薬は乗らないのでしょうか?
そのサイトも、海外向けではないのかよくわからないので
やはりトルコにいかなければと、強く思っております。
トルコのビスクは、可愛いものがとても多いので、是非
手に入れたいな~と思いました。
カフタンの絵柄もこんなに考えられて、すごいです。
私も習いに行きたいで~す。
Commented by かゆす at 2012-05-15 00:23 x
Muhteşem yüzyılを観ていることもあり、女性が着ているモノよりもスルタンが着ているカフタンの柄に目がいってしまいます。素敵ですね。教室に行く機会がありましたら是非カフタン柄が描いてみたいです。
Commented by ateliercinicini at 2012-05-15 03:51
◆ teppei さん
すっかり定番ですよね、カフタン。
カフタンのデザイン、teppei さんの鳥さんシリーズにも合いますよ。
試してみて下さい。

Ayla さん、言い続けてるでしょうねぇ。笑
でも他にも何人か、「私が最初!」と言っている人を知ってます。苦笑
皆、自分が一番なんだから。。。
Commented by ateliercinicini at 2012-05-15 03:57
◆ 姫りんごさん
こんにちは!
面白いのは、カフタンって外国人だけじゃなくってトルコ人にも人気が
あることなんですよね~。
外国人には、異国情緒があって素敵!って感じなんでしょうけど、
トルコ人の目にはどういった感じに見えているのか、興味深いですね。
郷愁?なんでしょうね。
Commented by ateliercinicini at 2012-05-15 04:14
◆ boncuk*tile さん
カフタン型のビスク多いでしょう?
どこに行っても見かけます。
それと、ザクロとメヴィラーナも。
ホント、沢山の種類がありますよ。
キュタフヤにある Yetik Sanat (http://yetiksanat.com/)の方が、
以前日本に送ったことがあるって言っていましたけど、
どれ位割れずに届くかは不明ですね。
また、チニの焼成温度は850-900度と、土器並みに低いです。
その温度にあった釉薬があれば試してみてもよいかもしれませんが、
日本だとなかなかないんじゃないでしょうか。
やっぱり釉薬も必要でしょうね。
最近は、イスタンブルでもお店が出来て入手しやすくなりました。
(以前は、キュタフヤに注文していました)
ご主人がイスタンブルに来られたときに、購入してもらえるといいですね。
Commented by ateliercinicini at 2012-05-15 04:37
◆ かゆすさん
こんにちは。
すごい!
日本に居ながらMuhteşem yüzyılを観ていらっしゃるんですか?
あの長いドラマを見続けられるって忍耐力ありますね!私も見てますが。笑
私は、衣装よりも、主役よりも、宦官のスンブル・アーとギュル・アーに
目が釘付けです。
最近、スンブル(ヒヤシンス)とギュル(バラ)模様のデザインを描いては、
勝手に、スンブル VS ギュル とお題をつけております。
「スンブル vs ギュル 柄 カフタン」もありますので、
次回いらっしゃった時は、是非、お描きになってください。笑
Commented by かゆす at 2012-05-16 01:01 x
毎回観ているといっても、ほとんどトルコ語はわかってません。最近は毎回、宦官2人のいがみ合いが笑ってしまいますね。是非、スンブルアーvsギュルアーのカフタン描いていたいです!
Commented by ateliercinicini at 2012-05-17 05:03
◆ かゆすさん
言葉がわからなくっても、何となくわかってしまいますよね。
トルコ語、頑張って下さいね。^^
スンブルアー&ギュルアー・カフタンを準備してお待ちしてま~す。
Commented by boncuk*tile at 2012-05-17 21:56 x
ご紹介ありがとうございます。
Yetik Sanat さんのサイトに行ってきました。
たくさんありますね~。すぐにでも、欲しいです。
スペインタイルも960度ぐらいの低温焼成なので
ビスクと釉薬の収縮度があえば、使えるかもしれません。
トルコの釉薬も使ってみたいので、やはりISTとキュタフィアに
行かなければなりません。(いつになるのか・・・)(T_T)
相方が夏過ぎにISTに行く予定なので、そのときにビスクだけでも
手に入れてきてもらいたいです。
もしよかったら、ISTのお勧めのお店も教えて頂けますでしょうか?
宜しくお願いします。
Commented by ateliercinicini at 2012-05-19 18:43
◆ boncuk*tile さん
イスタンブルでは、ベシクタシュにお店があります。
本社がキュタフヤにある Ref-San という会社の支店で、
いろんな種類のビスクがあっておもしろいですよ。
住所は Zambak Sokak Fatih Apt.2/3 Dilikitas/Besiktas です。
Commented by boncuk*tile at 2012-05-20 01:12 x
うわ~、お店の情報嬉しいです。
ありがとうございます。(*^_^*)
早速、相方に伝えて買ってきてもらいます。
でも、いつかやっぱり自分で見たいな~。
トルコ行きを考えなくてはです。
また、色々教えてください。宜しくお願いします。<(_ _)>
Commented by ateliercinicini at 2012-05-22 05:02
◆ boncuk*tile さん
どういたしまして。
気に入った材料が手に入るといいですね。^^
Commented by miriyun at 2012-05-27 17:31
カフタンの文様って、改めてみると確固たる文様でそれなりの人でないと切れない感じですね。服として飾られているのではなくて、それなりの人が来ている姿で見てみたいものです。
Commented by ateliercinicini at 2012-05-28 21:53
◆ miriyun さん
カフタンは文様がしっかり描かれて、シルク地に金糸銀糸が輝き、
色がまた派手なものが多いですから、普通の人は衣装に負けてしまいそうですよね。
今、トルコで Muhteşem Yüzyıl (壮麗なる世紀)という人気ドラマがあるのですが、
そこに出てくるスレイマンやイブラヒム、その他宦官に至るまで、皆、見事にカフタンを
着こなしていて素敵なんです。
姿勢良く骨太で恰幅のよい体型、濃い顔立ちが衣装に負けていません。
機会があったら、見てみて下さい。
貫禄あって格好いいですよ!
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