模写&教材つくり

8月は夏休みで日本へ一時帰国されている生徒さんも多く、
アトリエはいつも以上にのんびりペース。

たっぷり時間のある今が良い機会!という事で、
イズニックタイル・陶器の模写をしています。

モスクや廟で撮った写真、先日ご紹介した本を見ながら描き写します。

写真をトレースするのも勉強になりますが、
本物をじっくり観察しながら分析しながら模写するのはもっと有益。
そして、それを教室の教材として利用すれば一石二鳥。^^
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PCで画像をアップして、

デザインも筆使いも最高!
これは絶対、宮廷工房の厳しい管理下で描かれたていたね!


と、16世紀オスマン朝の工房を想像しながら模写中。
上の写真は、アヤソフィアと同じ敷地内にあるムラット3世廟のタイル。
外観はいたって普通の廟ですが、中のタイルは素晴らしい!
(いつかブログでも紹介したいと思います。)

大好きなダマスカス手のお皿も。

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一見ゴチャゴチャしていてグロテスクにも見える絵ですが、
一葉、一花、描き写してみると、
真面目な観察力+発想の自由さのバランスが絶妙でますます引き込まれます。

上のムラット3世廟のタイルは、正統派優等生的美しさを感じますが、
ダマスカス手は、ちょっと偏屈、一徹な職人気質的な魅力。
勝手なイメージですが。^^

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こちらも模写して、ライン画を清書していたら、
ウロコ・カキタイ病が再発してしまったような。。。
うん、これからお皿の絵付けを開始です!






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by ateliercinicini | 2012-08-08 03:56 | 絵付け教室 | Comments(6)
Commented by teppeiyama at 2012-08-08 08:25
うーむ、職人仕事だなあ。
こういうの見るとやっぱりテレビは立子さんが出るべきだったと
思うのですよねえ。まったく、シャイなんだからっ。
Commented by jasmine-boo at 2012-08-08 09:28
綺麗ですね・・・・。
描き写すことで見えてくるものがあるのですね。
これらの植物は実在するものをデフォルメしたものですか?それとも空想上の植物・・・・・?!
なんだかアザミのようにも見えますが。
Commented by boncuk*tile at 2012-08-09 07:13 x
デザインを起こす過程がとても勉強になります。
こんなに、細かいデザインをトレースせずに、見て
模写するのは、はやり各技法がしみ込んでいる手だから
できる技ですね。
すごいです。尊敬です。
生徒の皆さんは夏休みなんですね。
私も夏休みに、トルコに習いに行きたいです~。
Commented by ateliercinicini at 2012-08-09 16:48
◆ teppei さん
まだまだ、職人さんの足元にも及ばないんですけど。
少しずつ職人仕事、こなしていかないとね。
絵付け師はテレビダメですわ~。
一時間経っても、五時間経っても、十時間経っても黙って座って絵描いて
いるだけですよ。面白くないでしょ。笑
陶芸家さんは、絵になります!頑張ってね。^^
Commented by ateliercinicini at 2012-08-09 16:56
◆ jasmine-boo さん
トルコデザイン綺麗でしょう?
描き写しながら惚れ惚れしています。^^

トルコタイルの植物模様は基本的には、実在の植物を様式化したものばかりなんです。
ダマスカス手の左の写真は、ごっついアーティチョークとチューリップにペンチ(花を上から見たものの様式化)とゴンジャ(つぼみ)で、右のものは、ザクロとバラなんですよ。
Commented by ateliercinicini at 2012-08-09 17:07
◆ boncuk*tile さん
トルコのデザインは、写実的なものがなくて、様式化したものばかりなので、
慣れれば描き易いと思います。
「自分で手で描く」が基本で、そうする事で同じ模様を使っても、描き手の個性を感じられるような味のある作品が生まれるんですが、最近は、デジカメにフォトショップなんて便利なものがあるものだから、自分でモチーフを描かず、どこかで見たようなモチーフを切り貼りしたものが増えたわ~と大学の先生方も嘆いていました。
最初は見栄えが悪いかな?と思っても、手で描くことを続けるのが一番です。
boncuk*tile さんも頑張ってくださいね。

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