絨毯の村サズキョイの次に向かったのは、
ミラスから5キロ程南にあるベチン城塞。 ルーム・セルジューク朝の衰退期に興った君侯国の一つ* メンテシェ侯国 *。 メンテシェ侯国(1260 -1424 年)は当初ミラスに都を置いたものの、 防衛上の理由でミラスから5キロ程のここベチンに都を移し、 丘の上に城塞を築いて統治したそうです。 今回、gumusluk さんに車で連れて行って頂けたので楽ちんでしたが、 炎天下急こう配の坂を上り登城する人達、 馬とかロバとか持ってないと大変だったろうなぁ。。。 丘の上からはミラスの街まで見渡せます。 上の写真、下中央辺りから左上に延びる道を行くとミラス。 道の両側はず~っとオリーブ畑が続く長閑な風景。 この城塞内には、ビザンツ時代の教会の遺構等もありますが、 (紀元前、紀元後、人々が選ぶ居住の場って変わらないものですね。) 大半はメンテシェ侯国時代のもの。 建物は廃墟と化しているのに、 辻辻に生えるザクロやオリーブが実をつけ、 アザミなどの野草が茂っている風景は、 物悲しくなります。 城塞の外側にもメンテシェ侯国時代の神学校、廟、モスク、 ハマムや隊商宿が残っていて、 現在も発掘調査が続いていました。 * メンテシェ侯国 * 地図の赤丸がメンテシェ侯国です。 高台のベチン城塞を散策した後は、 ミラス市内のギュムシュケセン墓碑へ。 こちらについては、gumusluk さんが書いていらっしゃいますので、 是非、お読みください。^^ 街の中にポツンと遺る紀元前2世紀のお墓です。 2つの史跡を訪れた後、 ミラスでgumusluk さん&息子君と握手でお別れして、 (トルコ人の如くハグしそうになったのをグッとこらえました。) ミニバスで 乙女な相方さんと、 食欲全開の私のお目当てが合致した次の目的地へ。 クリック、ありがとうございます! 人気ブログランキングへ にほんブログ村 ***************************************** オンライン・ショップ【手描きトルコタイル アトリエ・チニチニ】
by ateliercinicini
| 2014-09-08 05:17
| トルコ国内旅行
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アトリエ・チニチニより
イスタンブルの新市街、
シシリ・ジャーミー近くにて の~んびりトルコペースで タイル画制作をしています。 お近くにお越しの際は、 お気軽にお立ち寄り下さい 。^^ ◆ タイル絵付け教室 【定期コース】 ご都合の良い日時に受講 して頂けます。 予約制ですので、不定期 にしかお時間のとれない 方にもご参加頂けます。 【短期フリー制作コース】 作りたい作品を集中して 制作するコースです。 オリジナルデザインの タイルのプレゼントや、 表札の自作など、 目的に合わせ、 短期間で仕上げて 頂けます。 【体験コース】 制作時間2~3時間 旅行者の方もお気軽に どうぞ。 ◆作品について ブログに掲載した作品へのお問い合わせは、メールでお願い致します。 アトリエ販売もしております。 ◆作品、タイル教室に 関するお問い合わせ istanbultile@gmail.com へ。 旅行口コミ情報 カテゴリ
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