私の受賞作品 『フラミンゴ、アーティチョークと瑠璃ジサと』

b0206491_344511.jpg

相方さんの受賞作品に続いて、
私の作品 『フラミンゴ、アーティチョークと瑠璃ジサと』 もご覧ください。
サイズは 80 x 60 cm (20cm角タイル12枚組)。

昨年夏休みに訪れたボドルム~ミラスのイメージを描いてみました。

主役はフラミンゴに見せかけて、実はアーティチョーク。 笑
ユニークな蕾の形状、花、大好きなんです、アーティチョーク。
トルコタイルでは、「ダマスカス手」でよく使われるモチーフです。
瑠璃ジサも、インパクトとしてはアーティチョークに負けるけれども、
美しいターコイズブルーの星型の花がとても絵になり魅力的です。

今回使った顔料のうち、
紫系のライラックとピンクの発色が失敗、
ピンクフラミンゴが白くなってしまい、
存在感薄く可哀想だったのですが、
予想していたのとは違う雰囲気に仕上がって、
これも、また、良かったかなと思います。
私自身お気に入りの作品となりました。^^


色について、思うこと。
トルコタイルで彩色に用いる伝統色は
コバルトブルー、ターコイズブルー、緑、赤 (稀に茶)の
4(5色)が基本です。
実際にこの4色で描かれた装飾タイルは迫力があって美しい。
色数が増える程、雰囲気が出るけれども、
タイル画の迫力、力強さは薄れていってしまうように感じます。

私自身の作品はというと、潔い4色使いのものは少なく、
常に多彩使いになってしまいます。
結果、ビシッと決まらず、
なんとなくボヤけた印象になってしまうような気がして、
色数を減らそうと努めてきました。
が、少ない色数でメリハリつけつつ纏めるのはとても難しく、

まだまだダメだなぁ~

作品が仕上がる度に、いつもそんな風に思ってたところ、
今回、授賞式の際に、審査員の方から、

色使いについては、この多彩使いが個性的で君らしい。
この路線で行きなさい。


とお言葉を頂いて、

そっか、これが私の個性なのか

と気が付きました。
調子に乗ると際限なく色数を増やしてしまいそうなので、
色数を抑える努力はしつつ、
(やはり色数少なく迫力あるのがトルコタイルの魅力だと思うから)
伝統を土台として、
自分らしい作品を描いてゆきます。







クリック、ありがとうございます!


人気ブログランキングへ



にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by ateliercinicini | 2015-03-01 05:01 | 日々の絵付けと作品と | Comments(2)
Commented by gumusluk at 2015-03-01 05:58
専門的なことは分かりませんが、チニチニさんの個性がまるごと受賞に輝いたってことですね(^O^) あらためて、おめでとうございます❗️
私の狭い見聞では、ボドルムのイメージとしてこの構図をとても想像できないので、もう一度、デザインの構想の説明から読ませて頂いたところ、バファ湖とミラス(ベチン)を思い浮かべて、十字軍と瑠璃サジで、おおっ‼︎と勝手に納得したつもりです^ ^
Commented by ateliercinicini at 2015-03-02 22:58
◆ gumusluk さん
有難うございます。
今回は、審査員の方々の好みと一致したという感じでラッキーでした。
絵や工芸って、要は好みかどうかですものね。笑

>私の狭い見聞では、ボドルムのイメージとしてこの構図をとても想像できないので、

そう、ボドルム城→十字軍→瑠璃ジサ。
ストレートに城を描いて!と言いたくなる位婉曲でしょう?笑
自分にしか分からないエーゲ・地中海沿岸世界です。グフフ。
<< 5日で出ちゃった、滞在許可証。 相方さんの受賞作品 『ムシュフシュ』 >>