人間模様@長距離バスターミナル

イズニック窯から届く作品を受け取りに
長距離バスターミナルに行った3月3日。

生憎、雨が降ってる上に風も吹いていて肌寒く、
じっとしてると底冷えしてくるので、
ウロウロ動き回って体を暖めてましたら、
馴染みの荷物担ぎのYオジさんが声を掛けてくれまして、
オジさんの事務所にお邪魔してお茶を頂いておりました。
とても有難かったぁ。涙
体が冷え切った時、
熱いチャイが体に染み入った瞬間の幸せったらないです。

バスターミナル近くのバイラムパシャで
立てこもったテロリスト2人を確保すべく、
機動隊が道を封鎖してるから
バスはいつ到着するかわからないよ~

と知らせも来たので、
ノンビリとお茶を飲みつつ、
Yオジさんやバス会社に勤める人々、
荷物担ぎの少年たちとおしゃべりして、
人間観察しておりました。

その1
冬だというのに薄着でサンダル履き、
なのに皆がスマホを持っている。
アフガニスタンから来たと思われる男性集団が突如現れたかと思ったら、
数分後にミニバンがやって来て、
瞬時に彼らを呼び寄せ連れて去って行きました。
・・・おそらく、ヨーロッパへの行きたい難民とブローカーで、
  常時ターミナルにいる保安警察の目を縫って連絡を取り合い、
  出発したのではないかと。
  平和で穏やかな将来を掴めますように。祈

  
その2
バス会社のオフィスに入って来て施しを乞う女性と子供達。
Yオジさんは彼女たちに対して、
一定の保管期間を過ぎたお客の忘れ物である
コートやショールを手渡していました。
・・・ほとんど着の身着のままでやってきた人達にとっては
  暖かい衣類は宝のよう。
  おしゃれな女の子はショールを巻いて大喜び。
  見ていて切なくなります。


その3
お金がないけど、故郷に帰りたいんだ。
とバス会社にやってきた男性に、
バス会社としては席を融通してあげられないけど、
この先にある〇〇〇に行けば、
相談にのってくれてチケットを用立ててくれるよ。

とアドバイスするバス会社のスタッフ。
   ・・・そんな救済処置がトルコにはあるんだなぁと新発見。

その4
ターミナルにやってくると
毎回会う荷物担ぎの少年たちが、
ネエさん、元気?これ食べな。
と、座ってお茶を飲んでるだけの私の前を通っては
ビスケットをくれたり飴をくれたり。
皆、貧しくて学校に行ってない子たちばかり。
荷物を運んで稼いでいる働く子供達に親切にされて、
何とも言えない気分になってしまってウルウル。


そうこうしているうちに、
テロリスト2人は射殺されて通行止めも解除されたらしいから、
もうすぐバスが到着するよ
、と
少年たちに告げられて、

Yオジさんからも、
イズニックからのバスも到着したよ。
さあ荷物取りに行っておいで。
また来週おいでね!

と送り出されました。


バスターミナルからアトリエへの帰り道。
バス通りから見えた
テロリストが逃げ込んだらしいアパート付近は、
真っ白な煙の中、
放水車で道は塞がれ大勢の機動隊がいて、
まだ騒然としていました。

そんな風景を眺めていたら、
いつもの飲み友達(トルコ人)から、
またバスターミナル行ってたんでしょ?
大丈夫だと思うけど、気をつけなさいよ。
道が混んでて動かないんでしょう?
話し相手になったあげる。

と、心配して電話をくれました。
素直に嬉しいです、こういう時の電話は。
(普段は用事もないのにかかってくる電話は好きじゃないけど)


日々何事かが起こり、溜息ばかりのトルコ暮らし。
時々、傲慢にも、
何でも独りで切り抜けて、
生きてるつもりになっっちゃってますが、
たまたま運良く、
好きなタイル画描きを仕事にさせてもらえて、
生徒さん達と毎日楽しい時間を共有することが出来て、
暖かい家に住むことが出来る上、
トルコの人々にも優しく受け入れてもらって、
支えられている事に感謝しないといけないと感じいった一日でした。
幸せに生きてます、私。








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by ateliercinicini | 2016-03-06 05:49 | イスタンブルの日常生活 | Comments(4)
Commented by gumusluk at 2016-03-06 17:13
チニチニさん こんにちは。
トルコの人間模様、今は特にとても複雑に見えますが、トルコに行くと心の温かい人達があまりにも多いので、自分の心の狭さに落ち込んでしまうことがあります。最初はイスラム教徒の寛容・慈悲の精神に基づくものなのかと思っていましたが、なんかトルコ人はそれだけではないような気がします。それから、あの情報網と広さと速さも、未だに私には謎です。
自分で切り開いて生きていると勘違いしているところが私もあるので、もっと謙虚にならなくてはいけないと思い出させて頂きました。
Commented by ぽん at 2016-03-07 16:51 x
ほんと、何事も無くって良かったでしゅ・・・
皆さんに暖かく迎い入れられてて良かったでしゅね☆
いざという時はほんと異国なので大変だと思います・・・
情勢も安定してませんし・・・
そちらの人達は日本人みたいに暖かい人たち多いんでしゅねぇ~
ちょいと新発見でした☆
Commented by ateliercinicini at 2016-03-08 05:51
◆ gumusluk さん
こんにちは。
私も、時々、トルコの人達の優しさや温かさを不思議に思う事があります。
そう感じる時点で、純粋さがないということなんですけれども。
未だに、相手の好意を疑ったり、ハリネズミみたいにトゲトゲ出して自己防衛、
それで相手を傷つけ、後で落ち込む、の繰り返しです。
あの情報網と伝達の速さもまた不思議ですね。
そして、情報が何故私を避けていくのかも謎。笑
Commented by ateliercinicini at 2016-03-08 05:58
◆ ぽんさん
ありがとうございます。
テロや事件に合うよりも、交通事故に合う可能性の方がずっと高くて
怖いイスタンブルです。
(当然の事だと思われるでしょうけど、
イスタンブルの運転マナーの悪さは想像される以上なんですよ。)
いざという時、トルコ人はきっと助けてくれると思います。
温かい人達ですよ。^^
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