<   2011年 01月 ( 10 )   > この月の画像一覧

タイル教室・定期コースのカリキュラム

アトリエ・チニチニではタイル教室も開講しています。
2011年の授業内容についてお問い合わせを多く頂き、新しい年に新しい分野に
挑戦されようとするポジティブな方々から、心地よい刺激を受けております。
前向きなパワーを下さって、どうも有難うございます。
お問い合わせ下さった方々には、メールで授業内容のご案内をお送りさせて頂いて
おりますが、概要についてここにも記載させて頂きます。

《定期コース・カリキュラム》
       1.タイル絵付け工程を体験   5cm角タイルで体験
      2.伝統色
      3.伝統モチーフ(1)   ハターイ様式
      4.オスマン朝ブルー&ホワイト(1)    ババナッカシュ様式      
      5.オスマン朝ブルー&ホワイト(2)    ハリチ手
      6.伝統モチーフ(2)   ルーミー
      7.花々を描く(1)    ナチュラリスト様式      
      8.オスマン朝ブルー&ホワイト(3)    サズ様式
      9.花々を描く(2)    ダマスカス手
     10.自由制作


テーマ毎の簡単な講義で様式それぞれの特徴を把握した後、制作に取り掛かって
頂きます。ご希望により内容変更可能ですし、進めるスピードや頻度もご自身で
お決めください。

定期コースとは別に、2~3時間でタイル絵付けを体験出来るコースもありますので、
旅行者の方も試してみて下さいね。


ご興味のある方は、
タイトルに”タイル教室”と明記の上、 istanbultile@gmail.com 宛 お問い合わせ
下さい。



クリック、ありがとうございます!

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by ateliercinicini | 2011-01-30 19:40 | 絵付け教室 | Comments(4)

小物に挑戦!アトリエの作品作り。

もの作りをしている人、誰もが経験すると思うのですが、慣れてくると作品をどんどん
巨大化してしまう時期があります。
で、昨年は、アトリエの窪田さんも私も大きなものばかりを作ってしまいまして、自室に
飾ることすらできず、、、
大学のデポに置かせてもらったり、箱詰めして置いてあります。
b0206491_22355684.jpg

     窪田有美子さんの作品。シルクロード・シリーズより “西安”。 直径1m 

今年は二人で、小さくて片手で持てるサイズの作品、日常使いできる小物を作ろうか、
と話し合い、巨大化ストップ、小物へと方向転換してみることにしました。

一気に小さくなりますが、小物と言ったら、アクセサリー
b0206491_22464832.jpg

          先日、書いた“逆さチューリップ”もあります。わかります?

焼き上がりを見て、二人で可愛いっ、可愛いっと盛り上がったのですが、、、
   「ねぇ。この先は? ペンダントトップ? Y子さん 銀細工加工できます?」
   「できません。R子さんは?」
   「無理です。出来ない。う~ん。」
   「・・・・・。この先は、改めて、考えましょう。」
と、ここで保留。どうしましょうね。

そして、小物その2。
b0206491_2305765.jpg

         5cm角ブルーアンドホワイト・タイル。
         ハリチ手ババ・ナッカシュ様式です。(様式の復習^^)


   「Y子さん、これはどうしましょう?」
   「こういう箱にしてはどうでしょう?」
b0206491_23154636.jpg

      いいですねぇ~。素晴しい!アイディアの宝庫、Y子さん!

その他にも、10cm角のタイルなども、、、
b0206491_23291733.jpg
b0206491_23294138.jpg
b0206491_23301332.jpg


オリジナルの作品作りも楽しいですが、こうした伝統柄をアレンジしての作品作りも、
また、楽し。
先日ご紹介した箸置きもアレンジ中。
小さな作品が増えてます。

大物タイル描きの二人ですが、小物作りにも慣れてきました。
調子に乗って、オンライン販売でも始めようかしら?




クリック、ありがとうございます!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by ateliercinicini | 2011-01-26 23:45 | 日々の絵付けと作品と | Comments(12)

ホッ。気に入ってもらえました。

先日出来上がったタイル。
思った通りの色が出ず、注文して下さった方が、どう感じられるかしらと心配でした。

本日、納品。
私自身、この色に納得がいっていないと正直に言い、お気に召さなければ焼き直します
と伝えたのですが、このままで十分、これが良いと言って頂けました。
よかった~。ホッ。

b0206491_433488.jpg
b0206491_441068.jpg


トルコの方は、喜ぶと身体中で表現してくれます。
今日も、チュッチュッチュ!とキスをされ、ギューッと抱いて、背をバンバン叩きながら、
気持ちを表現されました。
痛かった。。。でも、嬉しかった。。。
作品を手渡した時に、目を輝かせて受け取って頂けるととても幸せ。
今日は雨が降り寒いイスタンブルでしたが、気持ち温かい一日でした。



クリック、ありがとうございます!


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by ateliercinicini | 2011-01-25 04:37 | 日々の絵付けと作品と | Comments(2)

逆さチューリップ

b0206491_1402230.jpg

この花、ご存知ですか?  
トルコ語で Ters Lâle (テルス・ラーレ) / 逆さチューリップ と呼ばれる花です。
インド・ヒマラヤ~イラン・トルコ東部が原産で、日本では瓔珞ユリ(フリチラリア・インペリアリス)と呼ばれています。

タイルモチーフとしては、17世紀に数例見られるのですが、、、
b0206491_1482486.jpg

かなりデフォルメされて、インパクトあります。
これは、トプカプ宮殿のハレムを飾るタイル・パネルに描かれたものです。

b0206491_247117.jpg

大きなタイル・パネルの中で、逆さチューリップの存在感は圧倒的です。

これを手本に新たに作られたタイル・パネルを 『写真でイスラーム』のmiriyunさん が
紹介されています。アブダビのシェイク・ザイード・モスクで見られるそうです。
このシェイク・ザイード・モスク。タイルだけでなく象嵌細工の見事さ、ガラスの可愛らしさに
釘付けになってしまいました!必見です!


b0206491_134022.jpg

逆さチューリップはこの頭を垂れたような姿から、哀悼の意を表していると言われ、
オスマン時代の墓石によく彫られたモチーフです。
現在でもトルコ東部ではお墓の周りに植えられています。
同様にその姿から、キリスト教徒の間でもイエスが磔になった際に、頭を垂れ涙した花と
され、聖なる花とみなされているのだそうです。(トルコ以外の国ではどうでしょうか?)

b0206491_1332873.jpg

スルタン・メフメッド4世に献じられたガズネヴィー(Gaznevî)アルバムの一頁 (1685)
イスタンブル大学図書館所蔵  (Nurhan Atasoy / 『Hasbahçe』より
)

また、別名 Ağlayan Gelin(アーラヤン・ゲリン) / 泣いてる花嫁 とも言われています。
花が開いた時に、花嫁の頭を飾るレースを掛け、楽器を打ち鳴らして聞かせないと、
すねて頭を伏せ、翌年花をつけないという伝承があるそう。
なかなかに気難しい花嫁ですね。

b0206491_1345194.jpg

              (Hakkarim.net よりお借りしました。) 

トルコではハッカリ、ヴァンが自生地として有名ですが、イスタンブルでも毎年、
エミルギャン公園やギュルハネ公園で見られます。
4月、チューリップの季節にイスタンブルにいらっしゃっる方、是非探して見て下さい。

b0206491_3152949.jpg

      他のチューリップより頭一つ出てる、ノッポさんです。


クリック、ありがとうございます!

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by ateliercinicini | 2011-01-23 03:35 | 様式・文様・技法の話 | Comments(7)

試してみて下さい。欠けやヒビを目立たなくする方法

タイルやお皿を焼きあげて、完璧な姿で窯から出てくるとそれはもう嬉しいものです。
ですが、10枚焼けば2~3枚にちょっとした欠けがあったり、ヒビがはいっていたり
するのが現状。あるいは仕上がりは完璧だったのに、額装中に割れてしまった、、、
なんてこともあります。

こういった場合、どうするか。

 1.割れてしまった所は、陶器用の接着剤で接着。
 2.完全に乾いた後、欠けた部分、ヒビの入った部分に不透明絵の具を塗ります。
          (私はグヮッシュ(Gouache)を使用しています)
 3.その上から無色透明のマニキュアを塗り乾くのを待ちます。


これで欠損部分は目立たなくなります。
お手元に欠けてしまったタイル・お皿等がある方、試してみて下さいね。


 チニ・陶器屋さんでも、欠けた部分をこのように手入れをして販売している事があり
ます。トルコでは小さな欠けヒビについては、傷物・割れ物といった認識のない場合が
多い様ですので、気になる方は、ご自身でしっかりチェックして下さいね。


注: 装飾用タイルやお皿はこの方法でOKですが、食器などには用いないで下さい。




クリック、ありがとうございます!

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by ateliercinicini | 2011-01-21 03:59 | 日々の絵付けと作品と | Comments(4)

これ、どうでしょうか???

先月描いたタイルが、出来上がってきました。
オリジナルは縦横40x80cmのタイルパネル。
これを20x40cm、4分の1の大きさにして作って欲しいという依頼でした。
タイル8枚組から2枚組へ、随分と小さくなりました。

オリジナルは大学時代、大学の窯で焼いたのですが、今回は卒業してしまって
いるので使えません。
釉薬掛けと焼成をしてくれる窯に外注したのですが、、、

大きさだけでなく、雰囲気がガラリと変わってしまった。

これがオリジナル。40x80cm
b0206491_1215332.jpg


そして、これが今回描いた小さいバージョン。 20x40cm
b0206491_124369.jpg


深いコバルトブルーの中に、ほわ~んと漂う雰囲気で描いたつもりが、明るくて
シャープな仕上がり?
使った絵の具は一緒。釉薬と焼成温度の違いでこれだけ変わってしまうんですね。
う~ん、難しいぃぃぃ。
どうかしら?気に入ってもらえるでしょうか?
とりあえず依頼主に見せて、ご意見聞いてみることにしましょう。

ちなみに色違いで作ったのはこうなりました。
b0206491_1382934.jpg

バックが白バージョン。
これも随分雰囲気が変わりました。
すっきりとした良い感じだと思うのですが、どうでしょうか?



クリック、ありがとうございます!


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by ateliercinicini | 2011-01-18 01:51 | 日々の絵付けと作品と | Comments(6)

どうしてチューリップが好きなのか。

b0206491_2158303.jpg

                 トプカプ宮殿・割礼の間

トルコタイルと聞いて、一番最初に思い浮かぶ花は“チューリップ”ではないでしょうか?
トルコでは“花と言えばチューリップ”と瞬時に、そのイメージが浮かべられる程に、
色々な場所で様々な素材の上に描かれて、私達の脳裏にすりこまれています。
タイルをはじめ、カフタン(スルタンの衣装)、ハット(書道)、テズヒップ(書の装飾)、
細密画、螺鈿細工等など、、、

b0206491_223326.jpgb0206491_21573196.jpg















チューリップの形で“Ya Allah”            チューリップ模様のカフタン
                           男性が着るのですが、、、派手ですね。。。


では、どうしてチューリップなのでしょうか?
チューリップは元々、アナトリアからカザフスタンにかけて自生する野草です。
それがアナトリアではセルジューク朝時代に入ると、好んで庭園で育て愛でられるように
なりました。
可愛らしい、綺麗な花だから好かれたのは勿論でしょうが、チューリップは象徴的な意味
を持つ為、他の花とは別の思いで愛されたといいます。

ペルシャ語・トルコ語で、チューリップは Lâle(ラーレ)。
アラビア文字で表記すると、 لاله 。 
アルファベット Lam - Elif - Lam - He からなります  。
神 Allah (アッラー)は、 الله  : Elif - Lam -Lam - He 。
順は異なりますが、同じアルファベットから成り立っています。

こういった訳で、“神が形を変えて現れた姿=チューリップ”と捉えられ、人々は
チューリップに神聖さを感じ、モスクや、廟、墓石など宗教的な場で頻繁に描かれた
のだそうです。

b0206491_22164874.jpg

                   アヤソフィア内図書館
b0206491_22233649.jpg

                   リュステム・パシャ モスク

枝や葉がチューリップを突き抜けて伸びていたり、チューリップが岩を貫いていたり、、、
皆、とっても元気で逞しいですね。



クリック、ありがとうございます!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by ateliercinicini | 2011-01-14 22:36 | 様式・文様・技法の話 | Comments(4)

これ、どうですか?箸置きですが。

b0206491_3472032.jpg

   こんなの作ってみたのですが、
   どうでしょうか?
   箸置きです。
   トルコらしくカラフルに。
   
   下の写真の様に、
   赤をモリモリと盛り上げて塗ったのですが、
   焼成後はそれほどでもなかったですね。
b0206491_3521719.jpg
   

   この箸置きデザインのオリジナルは
   リュステム・パシャモスクのタイルです。
   メインとなる中央よりも、このボーダー部分が好きで、
   この柄の箸置きが欲しい!と作ってみました。

   16世紀のオスマン朝のデザイナー、
   まさか日本の箸置きに使われるなんて
   思いもしなかったでしょうね。
b0206491_3534633.jpg

   箸が転げないように、ちょっと形を改良してみます。
   どうでしょう?
   可愛くないですか?


クリック、ありがとうございます!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by ateliercinicini | 2011-01-09 04:05 | 日々の絵付けと作品と | Comments(10)

友達と待ち合わせ (多国籍の場合)

タイルとは関係のないお話ですが。

外国に住むと、外国人の友達が多くなります。(当然です?)
私も、オランダ人、イギリス人、イラン人、ギリシャ人ロシア人と、
国籍バラバラな友人が多く、
たいていの場合、家族と離れて暮らしているので、淋しくなると集合、
飲みに繰り出します。

待ち合わせ時間、21時。すると、、、

20時40分、オランダ人登場。(常に一番)
20時50分、私、日本人参上。(常に二番)

21時10分、イラン人 「ごめん~待たせたね?道が混んでた。ごめん。ごめん」
        と登場。遅れてきたことを謝るのは彼だけ。

21時20分、トルコ人 「なに突っ立ってるの?待てないよ!先に飲もうよ!」
        と到着するなり、しびれをきらす。
        自分が遅れた20分は遅れたうちに入らないらしい。

じゃあ、どこかお店を見つけて飲み始めようか、と動き出した頃、
ロシア人からオランダ人に電話アリ。
「○●でもう飲んでる。来い!」 マイペースでワガママです。

21時45分、お店に入り席につき、元気だった?どうしてた?と久しぶりの再会に
        皆少々はしゃいでお話中、イギリス人が知らぬ間に登場、冷静に
        ワインから料理まで全てオーダー済ませています。
        (ご自分の好きな物を中心に)。
        さすが、多国籍の人の場をまとめて上に立つのが上手です。

22時15分、皆で飲み始め、料理も出揃った頃にギリシャ人登場。
        場の賑やかさを一層盛り上げて笑い、歌い、詩(自作)を詠んでます。
        苦境にあっても明るく呑気なギリシャ人。
        でも時々哲学者で詩人。
        思い出したのですが、この日はこのギリシャ人の離婚なぐさめ会でした。

皆、トルコ語学校時代の仲間で、6,7年来の付合いですが、お互いを詳しく知っている
わけでもなく、年に2、3度会っては騒ぎ、細く、長く、付き合っています。
こんな友達関係もよいものです。

が、常に待たされると分かっていても、時間通りに待ち合わせ場所に着いてしまうのは、
オランダ人、日本人の性なのでしょうか。。。
時に、イギリス人の如く、メンバーの遅れを想定し自らも遅れ、かつ主導権を取るとか、
ロシア人の如く、メンバーの不揃いを良いことに、皆を自分の好きな場へ誘導するとか、
ギリシャ人の如く、時間に縛られずに生きてみたいと思うのですが、、、
なかなか、それも難しいですね。



クリック、ありがとうございます!

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by ateliercinicini | 2011-01-06 22:35 | イスタンブルの日常生活 | Comments(4)

新年 おめでとうございます

           新年 おめでとうございます! 
b0206491_22182413.jpg


                   2011年1月1日。
             イスタンブルは気持ちのよい青空です。
     2011年、皆様にとって晴れやかな素晴らしい年となりますように!
             本年もどうぞ よろしくお願い致します。



                     **********

            上の写真は、イズニック皿に描かれたウサギ。
                   猟犬に向かって突進!
               怖がった目には大きく見える障害も、
             実は軽々と飛び越えられるのかもしれません。
                  あるいは理解し合えるかも。 
                    怖がらず挑戦です!




クリック、ありがとうございます!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
[PR]
by ateliercinicini | 2011-01-01 22:45 | イスタンブルの日常生活 | Comments(10)