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作ってみました。6月のタイル 『おたまじゃくしは蛙の子』 

今年は例年よりも梅雨入りが早いようですね。
しとしと雨の降る6月。
田んぼから聞こえる賑やかな蛙の合唱。
大好きです。


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梅雨、6月をイメージしたタイルを作ってみました。
『おたまじゃくしは蛙の子』 
ヒネリなしでそのままです。




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by ateliercinicini | 2011-05-29 06:37 | 日々の絵付けと作品と | Comments(4)

イズニック・タイル フランスから返還

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              (2011-5-19 付 HABER TURK 紙 より)

 先週、現在フランスのルーブル美術館にあるイズニックタイルがトルコへ返還される
ことになったというニュースがありました。

 19世紀末から20世紀初頭、トルコからフランス・ドイツ・イギリスなどへ持ち出された
歴史遺産や美術品は多くあり、今回返還されるタイルもその一つ。
元々はセリム2世廟(1577)の入り口を飾っていた16世紀後半のイズニックタイルです。

このタイルパネルがフランスに渡った経緯について、その真偽の程はわかりませんが、
新聞には次の様に記されていました。

    オスマン時代に宮廷の歯科医であったフランス人Albert Sorlin Dorignyが、
   1895年に始まったアヤソフィア博物館の修復に立会い、4年間に渡り相当数の
   タイルをフランスへ持ち出した。
   セリム2世廟のタイルパネルもその中の一つで、オリジナルを剥がしてフランスへ
   持ち帰り、代わりにフランスで作らせたコピー品をセリム2世廟入り口に配した。
   現在、このオリジナルを所蔵しているルーブル美術館は、このタイルパネルを盗品
   とは知らずに購入し展示していたとのことです。


美術品の窃盗、贋作作り。
被害に遭った当事者には深刻で面白がってはいけないと思いつつ、19世紀末~20世紀
初頭の混沌としたイスタンブルを彩る歴史の裏話、、、やっぱり面白い! 
国力の衰えゆくオスマン朝末期、フランス人やイタリア人、ドイツ人にトルコ人、一攫千金
を狙う山師やスパイが市井に紛れて生き生きと暮らしていたんだろうな、と想像しながら
裏道を歩いていると、イスタンブルが(胡散臭げで?)益々魅力的な街に感じられます。



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by ateliercinicini | 2011-05-25 00:49 | 様式・文様・技法の話 | Comments(5)

子供用絨毯織りセット、買ってみたはいいけれど。。。

いつも観光客や買い物客で賑わうエミノニュ。
その裏通りで絨毯織りセットを見つけました。
子供用教材のようです。

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   枠(30 x 25 cm)、毛糸、糸通し、櫛(横糸を押さえるためのリード代わり)が
   入って 2.5TL(110円位)。


気軽に楽しめそう!と手にとって、早速、開いてみると、、、
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説明書は印刷が薄くてとっても読みにくい。。。
ですが、そもそも肝心な織り方の説明は書かれていないので、
読めなくても問題ないようです???

説明書は飛ばして、入っているものをチェック、
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枠に刻まれた溝幅は不ぞろい、 
縦糸・毛糸は絨毯用ではない
糸通しは硬くて通りが悪く
櫛の目が粗すぎて糸の張りが均等に保てない。 

面白い!
まともなモノが一つもなくって、とっても、とってもトルコ的!

お陰で、手作り感あふれる絨毯が出来上がりそうです。。。

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しかし、やっぱり、これで可愛い絨毯を仕上げる自信がないので、
とりあえず、不ぞろい溝の枠に糸を張り、
手持ちの材料でキリムを織ることにしました。
久しぶりに、又、のめり込みそう。



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by ateliercinicini | 2011-05-16 09:41 | イスタンブルの日常生活 | Comments(4)

常春のトルコタイル

トルコタイルのデザイン描きを始めた頃、違和感を感じたのは、季節を無視して
四季の花を一つの画面に描き込める事でした。
ですが、日本とトルコの季節感の違いを理解できた今では、アナトリアの厳しい
自然の中では、春夏秋冬、いつでも花を見ていたいのだなぁと納得です。

宮殿やモスクを飾る壁面タイルは常春の花園です。

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       Eyüp Sultan Türbesi /エユップ・スルタン廟  Istanbul

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                    春のパッチワーク
      Eyüp Sultan Türbesi /エユップ・スルタン廟  Istanbul 

やはり、花に囲まれると気持が穏やかになります。

このように四季を問わずに花を求めるトルコ人。
自宅にもタイル画を飾る人々が多いのです。
油絵や水彩画を飾るのと同じ感覚で、タイル画を飾る。
とても素敵です。

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           『時計草とライオン』 60 x 60 cm 窪田さんの作品。

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           『サギ草と鷺と蛍』 60 x 80cm  私、鬼頭の作品


日本人には人気のあるチューリップ柄ですが、トルコ人のお客様の中には、
「チューリップばかりで、もう飽きたわ!」
とおっしゃる方もあり、あまりトルコタイルに使われていないモチーフを様式化して
オリジナルのタイル画を作っています。


日本でトルコタイルと言うと、旅の記念品として小さなマグネットや小鉢やお皿が
思い浮かびますが、本流であるタイル画をもっと身近に感じてほしいなと思います。




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by ateliercinicini | 2011-05-16 02:55 | 日々の絵付けと作品と | Comments(12)

トルコと日本の季節感

今年は5月に入ってからも暖房をつけ続ける程、冬が長かったイスタンブル。
それが今日は20度を超え、明日以降25度近くなるそう。
ようやく冬が終わったと思ったら、一気に夏に突入しそうです。

トルコと日本の季節感。
随分と違います。

日本では四季があり、人々はそれを繊細に感じ取って、
服装に、活けるお花や掛け軸、手紙など生活のあらゆる場面に
季節を表しています。

トルコはと言うと、
季節の移り変わりは、日本ほど穏やかではありません。
鉛色の空に閉ざされた、雨がちで湿度の高い長い冬。
乾燥して湿度のない夏。
その間にある瞬間の春・秋といった感じです。
寒く長い冬には、花が見たい!と春を心待ちにし、
乾燥し枯れきった暑い夏は、
そろそろ、雨よ、降れ!緑よ、戻って来て!と秋を待つ。

という感じで、同じ“四季”と言っても随分と違います。
それを思うと、
日本人は繊細で季節感を大切にし、トルコ人には季節感がない、
とよく耳にする意見は正確ではないように思えます。
季節感のあるなしではなくて、季節感の違いなのではないかしら。

そして、穏やかな自然の変化は、日本人の穏やかさを育み、
熱しやすく激しい感情表現のトルコ人は、
アナトリアの自然を映し出しているように思えてきます。



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by ateliercinicini | 2011-05-14 23:55 | イスタンブルの日常生活 | Comments(0)

Teppei さん作 チンタマーニなマグカップ

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アトリエで使っているマグカップ。
作業の合間に両手で包んでホッと一息ついています。

チンタマーニ柄のこのマグカップ。
作ったのは山下鉄平さん。 (→鉄平さんのブログはこちら
イスタンブルで活動する陶芸家さんです。

可愛いチャイグラスで飲むチャイも好きですが、
やっぱり日本人ですもの、
こんな和なカップが落ち着きますね。

これからトルコ模様の作品を増やしていくそう。
楽しみです。
シリーズで揃えたいな。




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by ateliercinicini | 2011-05-02 06:37 | 日々の絵付けと作品と | Comments(7)

もうすぐ母の日。カーネーションをどうぞ。

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トルコタイルでよく見られるモチーフ、カーネーション
16世紀後半に生まれたナチュラリスト様式では色々な花が描かれました。
カーネーションは、その中でも代表花とされる四花(チューリップ・カーネーション・
ヒヤシンス・バラ)のうちの一つです。

アトリエ作品の中でカーネーションを探してみました。

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今更ですが、カーネーションと言えば赤のイメージが強いのですね。
どのカーネーションも無意識に赤色に彩色していました。
母の日のプレゼントに、タイルの花を贈ろうと思います。





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by ateliercinicini | 2011-05-01 21:17 | 日々の絵付けと作品と | Comments(0)