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こんな飾り方どうですか?タイルの額装

お土産にタイルを買ったけれど、どうやって飾ったらいいのか。。。
悩みますね。

一番簡単なのは、スタンドに立て掛ける方法
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 10 x 10 cmの小さなタイルですが、表面がガラス状で輝いているので、
並べて置くだけで華やかです。


リビングや玄関のアクセントにするなら、クラシックな額装も素敵です。
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これも10cm角タイルです。
ベルベット+金縁の額に入れると雰囲気が変わり一気に存在感を増します。
和室、洋室、玄関、どこに飾ってもOK。
伝統柄のタイルに似合う額装です。


ちょっと軽い感じに仕上げたい時には、白木枠のみのこんな感じもよいかと思います。
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同じく10cm角タイルです。
ほっと和みます。
キッチン・カウンターやカフェの壁にどうでしょう?


和室に似合う箱型額装
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黒い箱型の額に嵌めた20cm角タイル。
正面から見るとタイルが浮いているように見えます。
縁は金色で、和室の土壁や砂壁にも、とてもよく馴染みます。


タイルはどんなに小さなものでも、土の温かみと釉薬のツヤによって、とても
存在感あるインテリアになります。 
ご自分好みに飾って楽しんで下さいね。





タイル作品のお問い合わせは istanbultile@gmail.com へ。




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by ateliercinicini | 2011-06-21 18:35 | 日々の絵付けと作品と | Comments(4)

《絵付けのコツ》 ハリチ手の描き方

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                ハリチ手 タイル (5 x 5 cm)
            白地に藍色のシンプルさで人気ある様式です。


先日ご紹介したハリチ手の鍋敷きとコースターの描き方について、質問をうけました。

どうしたら、小花を同じ大きさに揃えて描けるのでしょうか? 

慣れた人は、素地に鉛筆で渦巻きだけを描き、等間隔に葉や花をフリーハンドで
描いてゆきます。
それを見て、“とっても簡単そう!”と、初めての人が挑戦すると、花と葉の間隔が
バラバラになったり、小花が大花になっていったりと思った通りに描けません。
見た目のシンプルさに反して難しいのです。

そこで、初心者の方にも綺麗に仕上げるためのコツです。

1.直接素地に描き込まず、必ず紙に下絵を書いて型紙をつくりましょう!  

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     コンパスで花と葉の間隔をマークしてゆくと便利です。
     花は、で表して大きさの目安に。

2.描いた 〇 にあわせて、花を描いてゆきます。 
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             6枚、8枚の花弁の花が簡単に形よく納まります。

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                     出来上がりです!

ハリチ手は、勢いよく描くとシャープな仕上がりに、丁寧にゆっくりと描いていくと
柔らかい優しい雰囲気に仕上がると思います。
根気よく丁寧に描いてゆけば、初心者の方でも素敵な作品に仕上がりますよ。
是非、挑戦してみて下さい!



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by ateliercinicini | 2011-06-19 21:59 | 日々の絵付けと作品と | Comments(3)

モチーフの話・バラの持つ意味

冬から一気に夏に突入したイスタンブル。
家の庭でもバラが咲き、毎朝窓を開けると甘い香りが部屋の中に流れ込んできます。
バラの存在感は圧倒的です。
その美しさから思えば当然な事、オスマン朝装飾でもバラのモチーフはよく使われま
した。布や絨毯を始め、もちろん陶器でも好まれて描かれています。

ですが、コーランの挿絵やモスク・廟の壁面タイルで多用されているのは、美しいから
という以上に、宗教的シンボルとしての性格によるところが大きいと思われます。
オスマン朝でチューリップが神の変化とみなされたのに対して、バラは預言者の汗
から伸び、神の慈愛に到達する魂のシンボル
であるとされていました。

そんな意味を持つ美しいバラ。
タイル・陶器で描かれるとこんな形になります。

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              ルーブル美術館蔵 16世紀イズニック皿  
     
     お皿に描かれたバラ。
     蕾は分かり易いですが、横から見た姿、これがバラだとすぐに分かる人は
     少ないのではないでしょうか?
     なんだか脳の様で、美しいとは言い難い・・・。


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              リュステムパシャ・モスク 正面入口左壁     

     上から見たバラ、蕾、そして下(裏)から見たバラ。
     上から見たバラの図は、ペンチと同じに見えます。
     この二つを見分けるには葉を見てみましょう。
     バラの葉はふっくらと、そしてギザギザとしています。

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               エユップ・スルタン廟の外壁

     こちらも、リュステムパシャ・モスクのタイル同様に、ペンチに似ています。
     上から見たバラの花と蕾です。
     壁面装飾タイル全般に言えることですが、一枚のタイルから受ける印象と、
     それが壁一面に並んだ時に受ける印象が変わります。

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     同じタイルの並ぶ右上に一枚、サイズが異なる青地に白文字のタイルが嵌め
     込まれています。
     書かれている文字は預言者の名、ムハンマド
     タイルのサイズが異なるので、前もってここにこのタイルを嵌め込む事は
     プランになかったのだと思います、私見ですが。
     スルタン・エユップ廟を修復する際に、建築指揮をした人が命じたのか、
     タイルを張る職人さんが自らの思いで嵌め込んだのかわかりません。
     ですが、ここがムハンマドの同志アブー・アイユーブ・アル=アンサーリー
     の廟であることを想い、バラの象徴するところを考えると、バラ柄のタイル
     の上に、ムハンマドの名が置かれたことが一層意味深く感じられます。



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by ateliercinicini | 2011-06-15 06:31 | 様式・文様・技法の話 | Comments(8)

ニシャンタシュで Art Club グループ展

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友人の山下鉄平さんが、ニシャンタシュで開かれるグループ展に作品を出されたという
ことで、去る6月10日(金)のオープニングにお邪魔して来ました。

出展作品のほとんどが油絵やアクリル画。
彩り豊かな絵画で埋められた壁をバックにすると、シンプルで土の温かさを感じさせる
鉄平さんの作品が一層引き立てられます。
目立ってましたよ!

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柔らかい感じ、ツヤっぽい感じ、上品な感じ、脆い感じ、荒い感じ。
土によって、作品によって色々な表情・印象があり、どれもとても素敵で、思わず、
鳥さん達ののどもとを撫でてしまいました。

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やっぱり手をかけた作品は、作り手の作品に対する姿勢がストレートに表現されていて
良いですね。
イスタンブルにお住まいの方々、是非とも実物を見に行って下さい。

他の絵画の写真や、ご本人山下鉄平さんの写真は・・・?
頂戴したワインで気分よくなりすぎて、すっかり撮り忘れてしまいました。

 
  ☆ Çizgi & Renk Plastik Sanatlar Sergisi  
       <会場・期間>
         * Art Club Gallery
             Zafer Sok. No.44-A
             Nişantaşı / İstanbul
         * 6月10日(金)~17(金) 日曜休

       
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by ateliercinicini | 2011-06-12 06:08 | 展覧会・作品展 | Comments(4)

《新作》 涼しげです。チャイグラスにぴったりのコースター

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        ババナッカシュ様式 の ペンチ(左) と ハターイ(右)


今年は夏がちょっと遅めにやって来たイスタンブルですが、
6月に入って30度近く、本格的に暑くなってきました。

トルコですから、暑い夏も熱いチャイ。
目に涼しい青いコースター作ってみました。
チャイグラスに似合います。

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by ateliercinicini | 2011-06-10 07:26 | 日々の絵付けと作品と | Comments(4)

《新作》 6月のタイル第2弾 『アジサイ』

先日ご紹介した『おたまじゃくしは蛙の子』に続いて、
アジサイ』が焼きあがりました。

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                     窪田さん作です
   
     アジサイを囲むように顔をのぞかせたカタツムリが可愛い!
     モコモコ雲がアジサイをぐるりと廻って空に浮かんでゆくようです。

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       6月のタイル、『アジサイ』と『おたまじゃくしは蛙の子』。
       それぞれ色違いもあります。
       (10 x 10 cm  タイル )

          

    雨の続く季節。
    賑やかで可愛らしい動物達や、生き生きと咲く花に囲まれて
    気持は晴れやかです。



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by ateliercinicini | 2011-06-08 06:07 | 日々の絵付けと作品と | Comments(4)

ハリチ手の鍋敷き&コースター

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以前にご紹介した Teppei さん作 チンタマーニ柄のマグカップ
眺めているうちに、これに似合ったコースターが作りたくなりました。

和的雰囲気のカップには、ハリチ手が似合うんじゃないかしら?
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               真ん中にチンタマーニをポンッと置いてみました。
               カップとお揃いです。^^


じゃ、ついでにお気に入り鉄瓶用の敷物も。
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                  こちらは正統ハリチ手で。

という訳で、ここのところ毎日、
小花をチョンチョンチョン、
渦巻きをグルグルグル、
と描いています。

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出来上がりは白地に藍色。
綺麗に焼きあがると嬉しいな。




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by ateliercinicini | 2011-06-07 00:26 | 日々の絵付けと作品と | Comments(6)

倫理道徳は社会集団の基本です!

トルコでは屋内での喫煙が禁止されています。
その為、通常、カフェに入ると禁煙サインが見られるのですが、
宗教色の濃い地域エユップで入ったカフェでは、
こんなサインが。。。

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    倫理・道徳は社会集団の基本です  
更に、
     国はお金が無い事によってではなく、
     倫理・道徳観の欠如によって凋落するのである。

     倫理道徳は神に与えられた糧、宝庫である。

とありました。

とっても、とっても、エユップ的!
トルココーヒーを注文したのですが、
何だか正座して飲まなきゃいけない気がしてきましたよ。。。

そっと周りを見ると、被り物をした女の子や若者ばかり。
こんな禁止サインをモノともせずに、
男の子女の子仲良く肩寄せておりました。
若さですね。




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by ateliercinicini | 2011-06-06 19:56 | イスタンブルの日常生活 | Comments(0)

迫力のタイルです!エユップ・スルタン廟

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                エユップ・スルタン廟正面外壁 

前回のご紹介した作品展会場FESHANEのすぐ近くにあるエユップ・スルタン廟
預言者ムハンマドに近かったアブー・アイユーブ・アル=アンサーリーの廟で
あるとされ、トルコ国内や外国からの巡礼者が後を絶たず敬虔な雰囲気が漂って
います。 (アイユーブはトルコ語でエユップとなります)

最初に廟が建てられたのは1458年。
その時には、タイル装飾がなされていたのかどうかの記録がないようですが、
その後17世紀~20世紀までに増築や修復が繰り返しなされた結果、様々な
時代のタイルが使用されています。

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ハターイ様式の大きなタイルパネル、チューリップやチンタマーニの連続タイルが壁を
埋め尽くし、その迫力に言葉が出ません。

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廟の出口に到る廊下の壁はこのような感じでホッ。
気が抜けました。
(完璧に同じ模様が繰り返えされると息が詰まるものなんですね。)

スルタンアハメットなどの観光地とは違い、ここには信仰心の厚い人々が訪れ廟内で
涙を流している様もよく見られます。

タイル好きの方々には、ここのタイルは是非とも見ていただきたいですが、訪れる際、
女性はスカーフを被って、中で祈る人々の妨げとならないように気をつけて下さいね。
廟の出口へ向かう廊下では、廟におしりを向けないように後ろ向きで歩きましょう。






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by ateliercinicini | 2011-06-06 07:25 | モスク・廟巡り | Comments(6)

『伝統工芸・手仕事の作品展』 フェスハーネ(Feshane)・イスタンブル

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現在、イスタンブル・フェスハーネ(FESHANE)で開かれている、伝統工芸や手仕事の
展覧会へ行って来ました。
チニ、エブル、ミニアチュールなど伝統美術から、ヴィトライ(ステンドグラス)や刺繍、
針金細工などなど。 
どれも手に取って触れたくなる素敵な手仕事!
出展者は、イスタンブル市が開講している伝統工芸の習得や職業訓練を目的とした
228講座で学んだ生徒達です。
とても広い会場で、全てを見て回るのに2時間かかりました。

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        こんな素敵な手仕事が沢山。
        トルコの手仕事は色彩が美しく温かみがあります。


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        ヴィトライ。実物はとても綺麗です。写真では魅力半減です・・・

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           チニを使ったアクセサリー。ゴージャス!
          顔の造作が派手で、迫力ある体つきの中近東女性向けですね。


ほとんどが女性好みの手仕事でしたが、異彩を放っていたのが帆船モデル作り講座。
他のコーナーでは和気藹々と賑やかに作業している中、ここのコースの先生は周囲の
質問も耳に入らぬ程、帆船モデルの設計図作りに没頭。

そんな男性がのめり込みそうな講座・作品もあります。
イスタンブル在住の男性も、仕事の合間にこんな趣味始めてみてはどうでしょうか?

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会場の外では、オヤ用テキストや刺繍糸、フェルトなどの材料の販売もしています。

爽やかな青空が続くイスタンブル。
金角湾沿いを散策しながら、可愛い手仕事鑑賞いかがですか?
近くに、タイルの素敵なエユップ・スルタン廟もあります。
帰りに立ち寄ってみて下さい。


☆ ISMEK 14. Genel Sergi ve Festivali (5月31日~6月14日)
会場 :  FESHANE (バス停 FESHANEの前)
      Eminönü から Eyüp 方面行きのバスが通ります。

会場になっている Feshane は、19世紀中頃、オスマン軍の制服を一新した際に
そのユニフォームを作っていた工場で、その後、北アフリカから帽子職人を連れて
来て、Fes フェス、いわゆるトルコ帽を生産するようになり、"FESHANE"と呼ばれ
るようになりました。
現在は展示会場、断食月中の娯楽施設等として利用されています。


☆ ISMEK
Istanbul Büyükşehir Belediyesi Sanat ve Meslek Eğitimi Kursları 

イスタンブル市に150箇所にある講座です。
女性に手を職を!という目的で始められたもので、トルコ語の読み書きから、手仕事、
美容師、伝統工芸など、様々なコースが無料で受講できます。
現在は、趣味的なコースも増えて、男性も受講可能です。
詳しくは、こちら。→ ISMEK




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by ateliercinicini | 2011-06-05 20:26 | 展覧会・作品展 | Comments(4)