バーミンガム博物館&ギャラリー Birmingham 2 《2016 秋旅》

実は、
バーミンガム博物館&ギャラリーを3,4時間で見終わって、
街を散策しようと計画していたのですが、
実際には3時間ほどで切り上げることが出来ず、
6時間も過ごしてしまい、
他の場所は見られずじまい。。。
贅沢と言えば贅沢な、残念と言えばとても残念な
バーミンガム滞在となりました。
当初バーミンガムで楽しみにしていたもの。
 バルティと呼ばれる鉄鍋カレー!
 羊肉を鉄鍋で煮込んだカレーらしいのですが、
 イギリスはバーミンガムの発祥とのこと。
 試してみられず残念。
 そして、バーミンガムと言えば産業革命の中心地。
 その名残が残る運河や街並み・工芸を見て回りたかった。。。)

さて、
バーミンガム博物館&ギャラリー所蔵のモルガン作品の続きです。
植物柄はカーネーションモチーフが多く、
あとは鳥や魚をメインとした動物柄、船模様など。
そういったモチーフの点から見ても、
イズニックとモルガン作品の共通点は多くて、
とても参考になります。

大好きな船モチーフ。
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後日訪れたマナーハウスで、
モルガンの帆船タイルに覆われた暖炉がありまして、
「暖炉の火が反射するラスター彩タイルの側に座っている自分」を想像したら、
一年中冬でいい!思ってしまいました。
でも、なんで暖炉に帆船柄だったんでしょうか、モルガンさん。
水と火。夏と冬。イメージが真逆なんですけれど。。。
それが良かったんでしょうか?


生き生きした動物柄。
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モルガンの動物への愛情が感じられる動物親子。
お花大好き有翼獅子。
どっからでもかかって来なさいよ!なライオン。


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大きな獲物を仕留めて、どんなもんよ!と得意げな鳥たち、
隠れてるつもりの蛇に、ホントに見えてないの?なカラス。


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常時戦闘態勢!なものたちと、戦う気はございません。。。のものたち。
豊かな表情を眺めていると思わず笑ってしまいます。



こんな愉快なタイルを眺めながら、
時々、絵画部門へ行って、
息がつまる程に描きこまれた絵画を隅々まで観察したり、
ユーモラスな中南米の装飾品に見入ったり、、、

一日思い荷物を背負ったままだったのですが、
それが苦にならない程
閉館時間ギリギリまで滞在した、
充実の博物館鑑賞でございました!

この後、鉄道で陶器の町 Stoke-On-Trent へ。




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# by ateliercinicini | 2016-10-20 23:17 | | Comments(0)

10月1便届きました。


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9月末~10月頭にかけて描き上げた作品群が
焼き上がってきました。

大皿、小皿に砂糖入れ。
立体作品が多くて、
いつも以上に苦労して描かれていましたが、
頑張った甲斐あってどれも綺麗に仕上がってます。


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可愛いトルコモチーフのアレンジ作品。
イスタンブル生活の良い想い出になりますね。







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# by ateliercinicini | 2016-10-17 15:56 | 絵付け教室 | Comments(0)

バーミンガム博物館&ギャラリー Birmingham 1 《2016 秋旅》

相変わらずのスローペースのブログアップの為
生きてますか?と生存確認が入りました。
またまた心配かけてごめんなさい。
元気に生きています。

旅の記録、オックスフォードで足踏みしておりました。
オックスフォードの見どころは沢山ありまして、
回り切れず、紹介しきれず。
そして、旅行記もこのままですと、
今年中に終えられなくなりそうですので、
陶器に関するもの以外は割愛しまして、
オックスフォードからバーミンガムへと一気に飛びます。



オックスフォードからバーミンガムへはバスで移動。
バスターミナルは街の中心地からすぐ近くで便利です。
目的地、バーミンガム博物館&ギャラリーを目指して歩いていくと、
目の前にドーン!
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セント・マーティン教会とブルリング・ショッピングセンターの
このコンビネーションにガツンとやられました。
堂々とした、、、悪趣味。
この街、めちゃくや面白いかも。。。
街中散策したい気持ちを抑えて、
ギャラリーへ向かいます。

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ラファエル前派の作品で有名な Birmingham Museum & Gallery です。
絵画もとても素晴らしく、
この私が居眠りせずに鑑賞!
ですが、
私にとっては、それよりもモルガン作品です!

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ラスター彩陶器も下絵付け作品も、
圧倒的に多い作品数、ユニークなデザイン、
触りたくなる滑らかツヤツヤな陶質に
傑作だ!と何度呟いたか!
溜息ついて、
じっと見つめて、
手にとったつもりになって愛でておりました。
花瓶の底(裏)が見たい!

モルガンさん、カーネーションがお好きなようで、
いろんな形で、いくつも描かれています。
バーミンガムにあったものの中から、
カーネーション作品をザーッとご紹介。

b0206491_03242736.jpg

下絵付けタイル。
あ~いいなぁ。
あ~素敵。
こなれたアレンジの仕方がモルガンらしい。
画面いっぱい、
飛び出すように描くのが特徴。

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こちらは、カーネーション本来の姿に近いバージョン。
シンプルだけど、個性的。

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色数も限られていて、同じモチーフを使っているのに、こんなに違う描き方。

これだけ見られただけでも、
行ってよかったと思います。
でも、
まだまだあります。
モルガン作品。




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# by ateliercinicini | 2016-10-17 03:41 | | Comments(0)

アシュモーリアン博物館 Oxford 2 《2016 秋旅》

アシュモーリアン博物館の膨大な量の所蔵品の中から、
シリア・トルコ・イランそして中国のものを
ほんの少しだけですがご紹介したいと思います。

今ほど交通の便が良くなくても、
中国~中東そしてイギリス、
芸術文化はそれぞれ影響しあっているんだな、
流行は時代・空間を越えて伝わるんだなと感じさせる、
作品群です。
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こちらは引き続きモルガン作のタイルです。
中央に杉の木、左右対象でカーネーションと薔薇が描かれています。
モチーフとしては、オスマン朝タイルでよく使われているもの。
なのに一見してモルガン作と分かる個性の強さ。
凄い!

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こちらは、シリアから持って来られてタイル。
モルガンが強く影響を受けたダマスカス手タイルです。
細い杉の木と、杉より高く伸びているアイリス。
そして草木よりもずっと巨大な花瓶。
モチーフの大小は現実を無視。
不思議に魅力的です。

そして中国。
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中国陶磁器は見ているだけでも、
チーンと高音の響きが聞こえてくるような、、、
薄く艶やかな質感。
筆使いは惚れ惚れ、
構図も洗練されています。
上の写真の左上や下二枚の写真をジッと見て、
次のトルコ&イランのお皿を見ると、
どれだけ中国磁器に憧れていたのか、
よくわかると思います。

トルコ。
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左上のブドウ柄。酷似。
ですが、
写実的な中国皿に対して、
かなり様式化されてるトルコ。
ここまでコピーするなら、
筆致も真似すればいいのに、、、と思うんですけど。
その辺は、
たいがい似てたらええとちゃう?というトルコ的大らかさなんでしょうか?
右上は The Osman ! な赤が使われている伝統柄。
下二枚は、ダマスカス手と呼ばれる渋めの色使いです。
(ダマスカス手と呼ばれてますが、実際はイズニック産です)

最後にイラン。
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右上、左下のお皿が、中国的要素が見られます。
こう写真を見ながら改めて感じた事。
トルコの大胆さに比べると、イランの作品は繊細。
細かいところまでぎっしりと描きこまれていて、
テズヒップ、細密画並です。
さすがアートのお国です。


アシュモーリアン博物館。
実のところ、
1日では回り切れない規模の博物館で、
まだまだ傑作と呼ばれるものは沢山ありましたが、
時間切れで陶器のみの鑑賞で終えることとなりました。
また行きたいなぁと既に再訪を夢見ております。



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# by ateliercinicini | 2016-10-04 07:30 | | Comments(2)

アシュモーリアン博物館 Oxford 1 《2016 秋旅》

今回の英国旅行は、
オックスフォードに住む gumusluk さんに大変大変お世話になりまして、
お蔭で満足度100%の旅をすることができました。
感謝、感謝でございます。

二日目。
まずはアシュモーリアン博物館へ。
全ての展示物を見ていたら何日あっても足りないので、
モルガンタイルへ直行するべく、
博物館案内係の方に確認した上でGO!

(でも間違っていたらしく、見当たらず。
 後ろから案内係の方が追っかけて来てくれて、
 正しい展示場所を教えて下さいました。
 皆、優しい~。)

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ここで一番気に入ったのが、この花瓶。
シンプルに様式化した葉に、表情豊かなカラスたち(多分)。
悪戯っぽく見上げる顔や、
それを牽制するようなキッと厳しい顔。
生き生きとした可愛いカラス達から目が離せない!
いいなぁ~この花瓶。
花瓶さえあれば、花いらない。

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大鉢やお皿、タイル。
デザインが大胆で迫力があって、
貫入や釉のちぢみが気にならない程、
凄みがあります。

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ラスター彩。
動物デザインが得意なモルガン。
描かれたどの動物を見ても、愛嬌があって、思わず笑顔になってしまいます。
可愛いよね~。

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こんなタイル良くないですか?
愉快な動物たちに囲まれたお風呂場とか暖炉とか、、、
(絶滅した鳥ドードーのはく製(右上)は、
 オックスフォード大学自然史博物館で見られます。)

欲張って色々と見て回っていては、
絶対に時間が足りないから、
モルガンだけを見て切り上げようと思っていたのに、
次々と興味深い展示物が目の前に現れるものだから、
結局、ほぼ一日アシュモーリアン博物館で過ごしてしまいました。
やっぱり、
イギリスの博物館は素晴らしい!


長くなったので
続きは次回。



gumusluk さん宅で、
ご機嫌に遊んでくれたポチなんですが、
カメラを向けるとプイッと横向いちゃう。

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あるいは斜に構える。

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でも、何をしても可愛いんだな、ポチ。
(おばちゃんバカ)



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# by ateliercinicini | 2016-09-30 22:25 | | Comments(2)