晴天の続くイスタンブル。
相方さんから、 「 友達が アムバール港(Amberlı Liman)に来てるんです。 船を見せてくれて、食事も一緒にどうぞって 言ってくれているんですけど、一緒に行きません? 」 と嬉しい誘いを受けました。 行きます!行きます!勿論、行きます!連れて行ってください! ( 千葉出身相方さんの友達 = 銚子の漁師さん ⇒ トルコ沖でマグロ漁? ⇒ マグロ三昧! に 日本酒三昧! と、勝手にイメージを膨らませていたのは、見当違いもよいところ。 ) お邪魔したのは、漁船ではなくコンテナ船 Mare Lycium。 船大好き!コンテナ船大好き!大興奮です! (マグロと日本酒は忘れる事にしました。) そして、相方さんのお友達は、銚子の漁師さんではなくクロアチア人の船長さん。 人のつながりって不思議。 写真はHansa Mare Reederei よりお借りしました。 港に着いたら、訪船の為、 トルコのお役所恒例の「書類に幾つも判子をもらう」仕事開始です。 幸か不幸か、「港で外国人女性が歩いてる!」という異常事態に、 現場の皆さんの視線を一身に浴び、 業務担当者に見つけ出してもらって警察へ。 お茶を飲みつつ歓談し、すんなり許可をもらってイザ船へ! こんなところをすり抜けて、 水溜りに足を突っ込みそうになりながら船に到着! 埠頭に整然と並べられたコンテナや、大きなガントリークレーンがそびえる港を 見慣れた目には、ここの港は、なんと言うか、、、、、とっても人間的。 コンテナの山は(私の目には)雑然。(荷を取り間違えないの?と不思議です) 巨大なガントリークレーンではなくて、タイヤ式クレーン(?)でゆっくり荷積み。 (クレーンの運転手がすぐそこに見えている。) 船のブリッジから眺めていると、 そこにはトルコ的『混沌雑然の中の秩序』 が見えてきて、あっ大丈夫そう! 無駄な動きなく静かで人の気配すら感じさせない日本の港、 ゆっくりと力強く、掛け声飛び交うトルコの港、 こんなところにもお国柄が出ますね。 港湾地区ということで、 自由に写真を撮ることができませんでしたが、 乗船後、じっくりと船内を見て回り、船から港を眺めながら、 久しぶりに“働く場の緊張感”に心地よく浸ってきました。^^ 海という自然に向き合い、 預かった荷物に責任を持って、 多国籍のクルーをまとめるキャプテンが、 自分と同年代という事実にショックを受けた春の遠足、 やっぱり港が好き!船が大好き!と感じた春の遠足でした。 また、船、乗りたいな。 帰り道。 夜の埠頭を、 トラックやクレーンに轢かれないかとハラハラしながら歩いたのは初めて。 これ、怖かったです。。。 クリック、ありがとうございます! 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by ateliercinicini
| 2012-03-09 04:01
| イスタンブルの日常生活
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Comments(4)
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hisosari
at 2012-03-09 23:11
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遠足、面白いところに行かれましたね!
なかなかこんな所に入れてもらえる機会ってないですよね。 ciniciniさん、そんなに船がお好きなんですね。 そういえばあのタイルの大作も船描かれてましたよね!
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ateliercinicini at 2012-03-11 04:16
◆ hisosari さん
面白かったです! 夜の港はちょっと怖かったですけど。笑 子供の頃から船が大好きで、実は帆船マニアでした。笑 海辺の町で生まれ育ったからかも。 今もイスタンブルに帆船が来ると、ボアズでお茶飲みながら眺めています。^^
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miriyun at 2012-03-20 11:16
わぉ!コンテナ船、滅多に体験できないところに行かれたのですね~、
物流の心臓部に飛び込んだのがすごいです。 クレーン車はこの膨大な量を前にしてよく働いていますね~。コンテナを運ぶクレーンを動かす人は俺がこの物流を支えているという自覚があるでしょうね。迫力の画像でした。
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ateliercinicini at 2012-03-21 07:13
◆ miriyun さん
まさしく『物流の心臓部』ですね。 こうして物が動いて、日々の生活が成り立っているんだと思いながら、港の眺めているとジーンとロマンを感じます。 クレーン車の運転は職人技でした。おっしゃるよう、物流を支えているという自覚と、自分じゃなきゃ!という自信があるのでしょうね。 ホント、港は生き生きとしていて、いつ見ても気分が高まります。
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