ボドルムへ ~ 古地図を見つつ『ロードス島攻防記』の世界へ

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先日借りたオスマン時代の古地図より。
明日から、この辺り、ボドルムに行ってきます。

ボドルムは現在リゾート地として有名ですが、
私の中では、
聖ヨハネ騎士団の小アジア唯一最強の基地なのであります。
塩野七生さんの『ロードス島攻防記』を読みながら、
気持ちは既に地中海です。


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余談です。

『ロードス島攻防記』に続けて、
『レパントの海戦』も読み返していると、
改めて、う~んと唸らせる言葉の数々。

中でもこの一文、
(そのまま本文から引用させて頂きます)

「国家の安定と永続は、軍事力によるものばかりではない。
他国がわれわれをどう思っているかの評価と他国に対する毅然とした態度に
よることが多いものである。
 ここ数年、トルコ人は、われわれヴェネツィアが、結局は妥協に逃げるという
ことを察知していた。
それはわれわれの彼らへの態度が、礼をつくすという外交上の必要以上に、
卑屈であったからである。
ヴェネツィアは、トルコの弱点を指摘することをひかえ、ヴェネツィアの有利を
明示することを怠った。
 結果として、トルコ人本来の傲慢と尊大と横柄にとどめをかけることが
できなくなり、彼らを不合理な情熱に駆ることになってしまったのである。」


450年前のコンスタンティノープル(現イスタンブル)駐在ヴェネツィア大使の
帰任後報告演説だそうです。
この記述に、
最近のトルコ内政が重なり見えるよう。
オスマンからトルコ共和国へ移っても、
その性質は変わらないということなのか?


ではでは、
本を片手に、
ワインを飲み飲み、
地中海を眺めてきます。






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by ateliercinicini | 2014-08-13 01:15 | トルコ国内旅行 | Comments(2)
Commented by hisosari at 2014-08-14 22:15 x
ご無沙汰してます。
今頃本を片手にワイン飲み飲みバカンスかしら!
コメントを頂いていたのに放置した状態で失礼しました。
またチラリと覗いてやってください。

古地図ワクワクしますね。
アラビア語で書かれてるあたりがミステリアスさが漂って!
また旅の様子楽しみにしています。
Commented by ateliercinicini at 2014-08-19 19:25
◆ hisosari さん
お帰りなさい!
あっという間にトルコペースですね。^^
ご家族皆さん、hisosari さんを首を長くして待たれていたでしょう?
私もです。
またブルサからの記事を楽しみにしています。

旅行、とっても楽しかったです。
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